タクシーが来ない(6月2日)
6月2日、この日は短いパリ滞在を終え、バルセロナに移動する日でした。
しかし、朝からトラブルが発覚。
朝早い便に合わせて、今回はタクシーで空港まで出ようと前日に予約しておいたのですが、そのタクシーが来ない!

朝6時15分のことです。
前日、タクシー会社に電話をかけてくれたフロントの男の子はまだ出勤していないようですし、そもそもフロントが閉まっていました。
私がロビーと外を往復し、ウロウロしていると、ホテルの中から警備員さんらしきフランス人男性が出てきました。
あー!フランス語しか通じない!
なのに、フランス語ができないわけです。
私は必死に「Mon taxi, non ici」(私のタクシー、ここにいない!)と訴え、しかし相変わらず何を質問されても返せない・・・。
電車で空港まで出ると更に時間がかかるので、ここでタクシーに乗らないと間に合いません。
私はバルセロナに行けない!?
しかし、持っていたフランス語の辞書と筆談を駆使し、ようやく状況を理解してもらえたようです。
その男性は、タクシー会社に電話をし、別のタクシーを呼んでくれました。
空港到着が予定よりも30分遅れて焦りましたが、何とか搭乗手続きに間に合いました。
それにしても、外国で飛行機に乗れないなんて、ただただ惨めです。
空港散策を楽しむ余裕が一切なくなった私は、バルセロナ行きの飛行機の中で、朝の疲れのせいでぐっすり寝てしまいました。