帰宅後1時間後に実家へ(6月8日)
私の飛行機は、アムステルダムを午後2時45分に出発し、成田に朝9時頃到着しました。
到着して荷物をピックアップし、地元の駅まではバスで出ることに。
幸い、10分後に出発するバスがあったので、それに乗ることにしました。
およそ2週間見ていなかった日本の光景。
それは、全くの異次元に見えるのかと思っていたら、そうでもありませんでした。
「あ、日常に帰ってきたんだな」という思いと「日本にいるんだ。変な感じ」という、両方の気持ちが混じっていたと思います。
自分の居住地には、お昼過ぎには到着しました。
部屋に入ってみると、これは何ともいえない違和感!
私はとりあえず、リヨンの空港で買い溜めした雑誌を暫く眺めました。

そこに書いてある文字を見ても、さっぱり内容が理解できません。
しかし、言葉が理解できない世界にいたので、その理解できなさがかえってしっくりくるような気がしました。
逆に日本語で全てを理解することに、違和感を感じたんです。
思えば、日本語の文章を読むことはあっても、現地では日本語を全く使いませんでした。
ですから、日本語会話そのものが、何か変な感じがしたのです。
帰国して荷物を広げ、暫く雑誌を眺めて感傷に浸ると、すぐにお土産をまとめ、実家に向かいました。

そこで家族と思い切り日本語で話し、お土産を渡して反応を楽しみ、その後ちょっとずつ日本での感覚を取り戻していきました。