目的地に行けない!?(5月31日)
私が乗ったTGVは、パリまで問題なく運行し、無事にパリに到着しました。
到着した駅の名前は、何故か「リヨン駅(Gare de Lyon)」。
実は乗車券を見た時に、既に私は「パリのリヨン駅」に到着するのだとわかっていましたが、正直「まぎらわしいわ!」と思っていました。
パリのリヨン駅では、まずホテルまでの情報をプリントアウトしたものを見せ、玄関ホールにあったインフォメーションセンターで行き方を聞くことにしました。
そしたら、「私にはわからない」と言われ・・・ちゃんと調べてくれたわけでもないのに・・・住所を見て知らないところだったから、さっさと拒否したんです。
もう、こっちは長旅でしんどいのに、余計に腹が立ちます。
しかし、ここで救世主が現れます。
地方出身のフランス人男性が、慣れないパリで道に迷っていて、同じく道に迷う私と一緒にいてくれたのです。
英語が話せるその男性は、私が目的地までの道のりを見つけ出すまで、ずっと一緒にいてくれ、幾つものインフォメーションセンターで通訳をしてくれました。
素晴らしい!
その男性は、現在フィンランドに住んでいて、大学の研究員をしているとのこと。
パリで夜まで時間を潰して夜のフライトでフィンランドに戻るところでした。
私たちは小1時間ほど会話の花を咲かせ、やっと目的地までの道順を知ることができ、私は彼に礼を言って別れました。