大切な休憩時間
今回の旅で、私は可能な限り休憩を取りました。
これは恐らく、私たちが忘れがちなことでしょう。
私は初日にMJのうちに行き、その時は「私は何もしたくない」とはっきり告げていました。
ですから、彼の家を適当に片付け、特に観光に出ることもなく、寝たければ昼寝だってしたのです。
スペインに移ってからも、毎日忙しく過ごしながらも、私はシエスタや夜の睡眠時間を大切にしました。
もっとも、夜一人で外出すると危険という気持ちもあり、極力夜出かけていくのは控えたのですが、今回旅で大きな病気にかからなかったのは、休憩時間を大切にしたからだと思います。
私の場合、夜7時以降はホテルで過ごし、パソコンをいじったり読書をしたりという、日常でもできることをやりました。
そうすることで、体の管理だけでなく、心の健康管理も充分にできたのです。
よくツアーなどで「3泊4日ヨーロッパ」などという無謀なものを見かけます。
しかし、これでは時差ぼけを取ることも現地で体調を壊さないように配慮することも不可能です。
外国では、海外旅行に慣れていて、英語で人とコミュニケーションを取ることができる私でも気が張って疲れます。
そういう時に、こまめに休憩を取ることは、ヨーロッパ旅行を「楽しかった!」という思い出にするためにも必要なことだと思います。
私は旅の中で、ただ「疲れた」という思いだけをしなくて本当によかったです。