カサ・バトリョ(6月3日)
ホテルに荷物を置き、そのままシエスタ(昼寝)を1時間ほど取ったあと、再び出かけました。
次に目指すのは、「カサ・バトリョ」です。
スペイン語で「カサ」は「邸宅」の意味らしく、「カサ・ミラ」「カサ・グエル」など、ガウディは沢山の個人邸宅を手掛けました。
降り立った駅は、「パッセイグ・デ・グラシア」。
ここから徒歩1分程度のところに目的地はありました。
これは、きれいだった!
こちらの物件のほうは、実は期待値が低かったのです(^^;)
写真で見た時、バルコニーが骸骨みたいに見えたのでユニークを通り越して、薄気味悪い建物のような気がしていたのです。
しかし、外壁は垢抜けた色をしたタイルで覆われ、バルコニーも写真で見るよりずっと可愛らしかったです。
中に入ろうかどうかは、正直迷いました。
既に夕方だったので、空いていたら入ろうかな、程度に考えていましたが、長蛇の列でした。
ですから、中を見るのはまた次の機会ということで、その場を立ち去ることに。
それでも、名残惜しくて、何となく外観だけは沢山撮影しましたね。
そして、周りにスタイリッシュな建築物が多い中、何故ガウディは、このようなファンタジーに満ちた建物を造ったのか、思いを巡らせていました。
因みに、隣接する建物にガウディの作品はありませんでしたが、カサ・バトリョは、見事に街並みに溶け込んでいて、それがまた印象深かったです。