筆談炸裂
私は言語力のなさをカバーするために、筆談を多く利用しました。
これは、昨年ヨーロッパを旅行した時にはあまりやらなかったことです。
まず、昨年は辞書を一切持ち歩きませんでした。
ですから、何を言いたくても現地の言葉で調べることができず、従ってそれを紙に書いて示すこともできなかったのです。
今回は、キンドルにオフラインで使えるフランス語の辞書をダウンロードしておいたので、これが大いに役立ちました。
彼のMJと共に友達のご両親とお食事したとき、フランス語ができないのは私だけでした。
そうすると、どうしても会話の中心はフランス語になります。
私はいちいちMJに通訳してもらわなくてはならず、4人でずっと会話を続けるのは難しい状況でした。
しかし、実際には和やかで本当に楽しい食事ができたのです。
それは、私が何とか辞書で単語を見つけてはその単語を使って、コミュニケーションを取ろうとしたことが大きかったように思います。
友達のママは、私に気を使い、本当によく話しかけてくれました。
そして、私はそれに応えるべく必死に文法を考え、わからなくなると辞書で単語を調べ、文章を作るのが難しいと思ったら、全て書いて見せていました。
そうすると、何とか理解してもらえるものです。
コミュニケーションの基本は会話だと思いますが会話の補助的な役割として、毎回辞書とノートを持ち歩いたのは正解だったと思います。