雨のリヨン旧市街へ(5月30日)
この日、私たちは朝7時に起床しました。
その後、交互にバスタイムを取り、朝食のためにレストランへ。
私たちは、この日も慌しくホテルをあとにしなければなりませんでした。
彼がリヨン中心部で会議があり、その後、仕事の都合で南仏に移動することになっていたのです。
私はリヨンの別のホテルに泊まり、そこで観光をする予定でした。
リヨン観光は、以前からとても楽しみにしていました。
しかし、朝10時半頃には既に彼とお別れしなければならず、気持ちとしては最悪でした。
また暫くお別れか、と考えるだけで気が滅入るのは勿論のこと、この日は豪雨に襲われて、テンションが上がるわけなかったのです。
ここで私、旅が始まって以来初めてというくらい、本気で落ち込みました。
しかも、雨で足元はずぶ濡れ、ホテルには2時以降でないとチェックインできないし、仕方なく市街地へ。
ここまでずっと書いていませんでしたが、今年の5月のフランスは、例年になく寒いんです。
ですから、私はセーターを着ていましたが、それでも雨で足元が濡れると、ますます体が冷え込みました。
こんな状態では観光なんぞ、できません・・・。
私はホテルに近いレストランで昼食を済ませ、とにかく早めに部屋に入ろうと思い、2時にはチェックイン。
まずは冷えた体を何とかしたかったので、濡れた衣類を脱いで着替え、コーヒーを飲みながら落ち着くことにしました。