サグラダ・ファミリアへ(6月4日)
この日は朝8時に起き、身支度を終えたあと、目的地に向けて出発しました。
ガウディ未完の大作、「サグラダ・ファミリア」です!
有名な観光地が多いスペインの中でも、サグラダ・ファミリアは別格の人気です。
私は人ごみを覚悟し、最寄の「サグラダ・ファミリア駅」に向かいました。
そして、地上に出ると、すぐ目の前にサグラダ・ファミリアの光景が広がっていました。
わぁ~!何か・・・言葉がありませんでした。
それまでの私は、ヨーロッパ歴訪の中で巨大なカトリック聖堂を沢山見てきました。
バチカン市国の「サン・ピエトロ大聖堂」、ドイツの「ケルン大聖堂」など、どれも見事な建築物でした。
しかし、サグラダ・ファミリアは、私の中でそれらとは全く違ったのです。
この日もまた青空に恵まれ、その中で、ガウディのユニークさがひときわ輝いていました。
サグラダ・ファミリアは、現在も工事中です。
しかし、前ローマ教皇が2010年にこの地を訪れ、ミサを行い、上位の教会として認められました。
未完ながらも聖地として認められたという特殊なこの大聖堂には、想像通り長蛇の列ができていて、その回りをさらに多くの観光客が囲んでいました。
私はここでも並ぶのを断念し、外観の撮影に没頭したのですが、それでもたっぷり2時間以上はかかりました。
ズームで詳細な部分まで撮ることができ、ただ外観を眺めるだけでも、本当に感動的な経験ができました。