リヨンに舞い戻る(6月6日)
バルセロナを出た私は、リヨンに舞い戻りました。
成田-リヨンの往復便のチケットを買っていたので、帰国はリヨンからだったのです。
私は空港に到着し、まずは外の空気をいっぱい吸いました。
不思議なもので、私のフランス滞在中はずっと天気が悪く、気温も低いままだったのに、私がいない間に天気がすっかり変わっていて、この日のリヨンは快晴でとても温かかったのです。
私は冬服に着替え直す必要もなく、そのままホテルに向かうことにしました。
前日までに、私はリヨンのホテルに最寄駅についての問い合わせをしていました。
ですから、その駅までの道順をわかっていれば、あとは何事もなくホテルに到着できるはず・・・なのですが・・・。
私はホテルの名前と住所を書いた紙を失くしていました(号泣)。
これでは、駅を降りたあと、どうやってホテルまで辿りついたらいいのかわかりません。
かろうじて地図だけはキンドルの中に収めてありました。
ですから、通りの名前まではわかります。
しかし、道を右に行くべきか、左に行くべきかで迷い、私は再び慣れないフランス語で格闘するハメになりました。
多くの人に道を訪ね、ようやく一人、ホテルがある場所を知っているという男性に知り合い、その方にホテルまで連れて行ってもらいました。
しかしまぁ、私ったらどうしていつもこうなんだろう・・・。
こうしてまた、深く反省するのでした。