ガウディ記念館(6月5日)
グエル公園中腹に、かつてガウディが住んでいたという家があります。
現在は「ガウディ記念館」として一般公開されているのですが、私は中に入ろうかどうか、迷いました。
何しろ、「カサ・ミラ」の入場料が20ユーロ近かったので、あまり高かったら気が引けてしまう気がしたからです。
しかし、ここでの入場料は5.50ユーロ。
流石に5ユーロ以下とはいきませんでしたが、それまでずっと邸宅内見学を諦めてきていたので、ここくらいは見ておこうと思い、入場料を支払って中に入ることにしました。
中は、フラッシュなしの撮影であればOKです。
ガウディが住んでいた場所だったら、きっと中もカラフルなんだろうな、と思っていたのですが、意外なことにシンプルでモダンなインテリアに落ち着いていました。
各部屋に小さなシャンデリアがあり、どれも可愛らしかったのですが、ガウディのイメージと一致しない。
むしろ豪奢なものを嫌う貴族の邸宅のような佇まいでした。
中では、かつてガウディが使用していたとされる椅子などの展示品もありました。
椅子は複数展示されていましたが、どれもオークウッドの落ち着いた印象。
各部屋を見渡して、ガウディは自身の創作物とは真逆のシンプルな生活を好んでいたのかな、と思いました。
中をじっくり見学したあと外に出て、公園を下り、私は元の出入り口から公園を立ち去りました。